Q&A/LAN編


Q1.LAN?
A1.LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)=パソコン・プリンター等をつなぎデータやそれらのハードを共有することで、
SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)=パソコンが2台以上あり、ファックス、電話、プリンター等がつながっている環境もLANの一種で、 イーサネットを使います。
(イーサネット=LANの接続方式の中でも広く使われる、最も一般的な方式。2台のパソコンから、1024台までを10/100Mbpsの速度で繋いだネットワーク。)

Q2.パソコンどうしを繋いでどうするの?
A2.パソコン間のデータの共有や転送が簡単にできます。また、プリンターなどのハードを共有する事で、資源(プリンター・MOドライブ等)の節約になります。フロッピーでのデータの移動は当然無くなります。さらに、インターネットの環境も共有でき、1つのダイアルアップ接続、1つのプロバイダ契約で、複数のパソコンからインターネットを利用できるようになります。

Q3.コストは?
A3.ノートパソコンの場合はLANカード(5,000円前後)、デスクトップの場合はLANボード(2,000円前後)を1台に1つ組み込み、LANケーブル(1メートル:500円前後)をHUB(ハブ:5ポート3,000円前後〜)を通してパソコン同士を繋ぎます。 通信費用はかかりません。

Q4.Windows95でも大丈夫?
A4.OSを問わず、LANに参加可能です。Windows95/98であれば、LANを行う基本的な環境は既に出来ていますので、NTや2000を導入する必要は特にありません。 また、DOS・Windows3.1・95・98・MAC・LINUXなどの混在も可能です。そのほか、サーバー機など高価なコンピュータもとりあえず不要です。

Q5.設定・管理は?
A5.Windows95/98のピアツーピア(パソコン同士を同権限にする)でワークグループ環境を構築するのであれば、 ネットワークの基礎知識程度で設定・管理できます。
しかし、サーバ&クライアントでドメイン環境を構築する場合は専門家に任せることをお薦めします。

Q6.インターネット接続の共有方法は?
A6.ダイアルアップルータやハブ機能・ルータ機能を持った多機能型TA(ターミナルアダプター)等を使用するか、既にTAや、イーサネットの環境があり、HUBがある場合などは、高価なダイアルアップルータや多機能型TAを購入する代わりにプロキシソフトを導入すれば現在の環境でインターネット接続の共有が可能です。

Q7.ダイアルアップルータ等を使用する場合とプロキシソフトを使用する場合の違いは?
A7.ダイアルアップルータ等の場合、設定等が簡単ですがルータ1台につき3台から5台までの接続しかできませんので、小規模LANの場合に適しています。
プロキシソフトを使用する場合、イーサネット環境で使用可能なパソコンすべてをつなぐ事ができるし、管理、監視の方法等をより細かに設定できます。しかし、それを管理出来る人間も必要になります。
現在は3・4台のパソコン環境でも将来的に増える可能性がある場合は、性能の古いパソコンでも端末としては十分な能力があるので、今後の拡張性を考慮するなら初めからプロキシソフトの導入をされた方が賢明でしょう。

Q8.サーバの種類は?
A8.ファイルサーバ、プリンタサーバ、プロキシサーバ、ダイアルアップサーバ、WWWサーバ、メールサーバ、FTPサーバ・・・等、その役割によって多数の種類があり、 サーバによってはWindowsNT・2000やLINUXが必要になります。

Q9.サーバマシンの価格は?
A9.数十万円から上限はキリがありませんが、高価なサーバマシンほど性能やメンテナンスサービスは優れています。 ただし、それが必要かどうかは使用する環境によるので、不必要な高価なサーバマシンは資金の無駄です。 サーバに使用するOSは98系よりNT系をお薦めしますが、使用するマシンは必ずしも高性能である必要はありません。 OSが推奨する環境であれば基本的には機能します。

最終更新日(2001/04/16)

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