2002/03/19
超薄型ノートパソコンは使えるのか?
今年に入り、更にノートパソコンの薄型化が進んだ。
2/2にシャープ
から発売された「Mebius MURAMASA(PC-MT1-H5)」は、
16.6mmの超薄型ノートパソコンで昨日の新聞広告によれば、
「ノートパソコン」ではなく「シートパソコン」だそうだ。
フロッピードライブ・CDドライブ共にオプションであり、位置付けはモバイル用という事である。
LCDは12.1型XGA(1024×768ドット)であり、重量は約1.32kgというから、軽くてモバイル用としては申し分ないサイズである。
(その他のスペックは一般的なノートパソコンとほぼ同程度である。)
ボディにはマグネシウム合金を使い、独自の構造により、薄型でも堅牢性を確保しているらしい。
他のノートパソコンにも言える事であるが、軽量・薄型化が進むと、耐久性に不安が出てくる。
利便性を追求すると、それに対する弊害は付き物であろう。
自動車の場合は逆に、重量は毎年増える傾向にある。
安全性が重視されるために、ドアや車体構造を強化し、それによって車重が増えるケースが多いようだ。
(車重の増加によるパワーロスを解消するために、エンジンも大きくなっているが・・・)
ノートパソコンの場合は、構造によって人体の安全性には影響はないだろうが、
データの安全性や耐久性を考えると、どうしても高い買い物になるような気がする。
できれば、ノートパソコンだけに大切なデータを保存するようなことは避けて頂きたい。
そういった事からも、モバイル専用と割り切れば良いが、1年後か5年後かは当たりはずれもあるが、
いつか壊れてしまうモノでも、出来るだけ大切に取り扱いところである。
ウレタン性のカバーに入れ、頑丈なアルミケース等に固定して収納すれば、
よほどの衝撃を与えない限り、外部からの破損はないであろうが。
(そんなに厳重にしまったら、モバイル用にならないって??)
また、電源を入れての持ち運びは、
(特にハードディスクが停止していない状態での衝撃が一番恐い。)
出来るだけ避けるべきである。
いずれにしても、薄型ハードディスクが故障しないかが、一番の心配ではあるが・・・。
ちなみに私のノートパソコンは電源が逝ってしまい、2年と9ヶ月の命であった。
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