2002/03/25
楽天が成功店舗の事例を公開し、新規参入を促す。
ショッピングモール最大手の楽天市場が、
インターネットで販路拡大を目指す企業向けに、「直撃!店長インタビュー」と題したネットショップの成功事例レポートを公開している。
それにより、新規にオンラインショップの参入を促したいとの考えのようだ。
各店長のコメントを一読してみたが、「当たり前のことを、いかに当たり前に行うか。」という内容であり、
オンラインショップに限らず、企業経営の成功の秘訣であろう。
それにしても、月商数千万という数字は驚きであるが、そういった成功店舗が、果たして何パーセントを占めているのかは、非常に興味がある部分である。
以前、楽天の講習会に出席した際に、「その商品を扱う業種で一番になることだ!」
のようなお話を聞いた記憶があるが、「じゃあ、一番でない店舗や、すでに大成功している店舗がある業種の方々はどうなるのだろうか・・・?」
という、素朴な疑問を抱いた事がある。
例えば、有名デパートにショップを構えれば、知名度も売り上げも上がるだろうが、
維持費等を考えると、儲かるかどうかは別問題あり、エレベーターの向かいのショップは家賃や保証料が高いなど、ただ、出店したから儲かるというわけではない。
同様の事が、オンラインショッピングモールでも言えるであろうし、
星の数ほどあるオンラインショップの中で、売り上げを伸ばしていく事は、ある意味、
実店舗よりも難しい部分もあるような気がする。
しかし、これからの時代は、オンラインショップを活用して、売り上げを確保していく必要性もあるだろう。
そうでなければ、競争に勝てない業種も多くあると思われるが、
いずれにしても、実店舗を経営する事と同等以上の手腕が必要であることには、間違いなさそうである。
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