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2019年 9月5日
スマートものづくり研修も、いよいよロボット分野へ。
今日と明日の2日間は、大垣のソフトピアから各務原のテクノセンターへ場所を移しての講義。
ここにはロボットアームがあり、実際に動きを見る事ができるという事。
まずは、ロボットの概要と基礎知識。
ものづくりの現場で活躍しているのは、足やキャタピラがある歩行・移動型のロボットではなく、ほとんどがラインに固定されているアーム型。
日本製のアームも数種類紹介してもらったが、残念ながら、日本製よりもデンマーク製のアームの方がデザイン性も機能性も良いようだ。
デンマーク製のアームは肩に当たる部分、肘に当たる部分、手首に当たる部分が、各2軸づつで、合計6軸で構成されており、ワークに対して直線的に移動することができる。
ほぼ、人間の手を同じ動きをすることができ、さらに、手首の1軸は、なんと360°回転してしまう。
目標に対して直線的に動くというと、人間では当たり前のように感じるが、実はとても複雑な動きをしていることがわかった。
全ての軸に対して、起動をティーチングする(動作の指示を出すプログラムを組む)必要がある。
そして、人材的にはティーチングできる人が求められているらしい。
なるほど、直線的ならまだしも、複雑な動きを求められる、例えば、工作機械の奥にハンドを送り込むような、全てのアーム部品が障害物を避けながら、ワークにたどり着くには、相当なティーチング時間がかかるのは理解できる。
こういう話をすると、それこそ「AI」に計算させれば良いのではと言われそうだが、残念だが、そういう次元にはなっていない。
なぜなら、ティーチングよりもAIに考えさせる方が遙かに時間がかかるからだ。
AIを使うには、数値データが必要となる。アームの起動をどう数値化するのかというトコロがネックとなる。
それなら、まだ画像解析させて、目標物を見つけさせる方が簡単である。
しかし、障害物を避けるとなると、画像センサーがいくつも必要になる。
こうなると、なんて不便で、未来が遠く感じるかも知れないが、こういったトコロにアイディアを出してく仕事があるのだ。
SI(システム・インテグレータ)の専門家も、この分野の1つである。
この答えは明日のブログで書くが、ロボット分野の研修は本当に楽しい!
終了後、関市に戻って、いつも頑張ってくれているスタッフと外食。
久々に「だいえい」さんで食事をする事に。
関市で、一番美味しい和食のお店だと思う。
ウナギも関市で一番美味しいですよ! |
23:42, Thursday, Sep 05, 2019 ¦ 固定リンク
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