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結論から言うと、中学校のプールを修復する費用は、数百万以上かかるので、直すべきでは無いと思います。
小学校は授業で水泳をしなければならないので、修繕、改修も必要でしょう。
しかし、中学校は必須ではなく、また、利用期間は夏場だけ。
それ以外は、水泳部が使うだけ。
学校設備の全体を見ても、コストパフォーマンスが悪い。
現実、プール施設の老朽化で、使用していない中学校も関市内にはある。
緑中の他、修繕の申請をしても、関市は予算的にすぐに修繕できる状態ではない。
当時はそうであった。
数校の中学校のプールを全面改修する費用があるのならば、他のまちにもあるように、ゴミ処理施設に隣接し、熱で温水を作る事のできる、また、全国大会が開催できるような、公共のプール設備を作るべきだと思っている。
別の議論として、水泳という授業の必要については、長良川を有する関市に生まれ育った関市民は、泳ぐことができるべきであるので、授業に取り入れるべきだと思っている。
昨日の文章で書いた、緑中のプール修繕については、緊急を要し、また、背に腹を変えられない状況であったため、要望に応じて、道筋を作った訳だが、それは、PTA会長という立場としては、学校と協議の上、正しい判断をしたと思っている。
しかし、関市全体を考えるという立場になると、当然、話は違ってくる。
この件については、関係者に前述した考えも伝えてある。
当然、当時の市議会議員の方にも伝えた! つもり・・・であった!
ただ、当時の関市議会で、プール問題として取り上げて頂いた事も知ってますが、本質の議論をしていないのも事実。
学校から、市民から、プール修繕の要望があったから、「早く直せ!」
は、違うと思っている。
選挙期間中、その他で、何人かの現職から、「プール直す予算付きましたよ!」
的な、発言を嬉しそうに私にして頂きましたが、残念ながら私は、これまで書いてきて理由のとおり、まったく喜んでいません。
そして、各学校からずーっと要望はでていたので、予算がつく順番が回ってきただけでしょ!
それを手柄のように言うのは、どうなんでしょうか?
確かに、選挙を経験してみて、何をしたいか、何ができるか的なことのPRが重要であるのはわかりますが、私はそうはなりません。
市議会議員のするべきことは、もっと別の所にあるべきだと思っています。
話がそれましたが、陳情をそのまま伝えるのでは無く、その問題の本質を見極め、何を提言するのか、それが大切だと思います。
学校設備の老朽化は、プールだけの問題ではありません。
限られた予算をどのように使うか、ちゃんと議論をして欲しいと思っています。 |
22:56, Wednesday, Jun 19, 2019 ¦ 固定リンク
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