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何故ラオスなのか?
3年前、「関ライオンズクラブが、結成60周年記念事業を行うにあたり、何をするべきか!?」という所から出発しています。
国際貢献を標榜しているライオンズクラブとして、国際貢献活動を行う事は当然であり、できていない現状を鑑みれば、やれるチャンスがある時にやるべきだと思いました。
ただし、ストレートに国際貢献ありきでは、議論が薄くなり、全体のコンセンサスも得られず、一致団結して行う周年事業としては寂しい事になってしまう心配をしました。
「議論をし尽くす」これは、私の会議に臨む時に大切にする一つです。
これがないと、後で変な反対意見や、方向性を曲げようとする人が出てくるからです。
会えて私は、得意分野の「スポーツを通じた青少年貢献事業」で、プレゼン大会に臨みました。
他には、地元の福祉団体への協力や、合併に関する事業、学校への寄付など、様々な角度からのプレゼンが有り、なんと素晴らしいことかと思いました。
学舎寄贈というお金を出すだけの事業ではなく、関市の子ども達を現地に連れて行き、交流させる中で、日本人としての気付き、例えば、イジメ問題、自殺問題等、物質的な豊かさとは反する、精神的な弱さ(いじめる側も含め)であったり、悲観する考え方など、見つめ直す機会にしたいという、発案者の発想に共感しました。
ライオンズにありがちな、お金だけ出して、おしまい!ではなく、参加してくれた人の人生に関わっていくという、大変だけれども、大切な事に挑戦することに協力したいと強く思いました。
アジアの最貧国と言われるラオスですが、実際にこの目で見るまでは、イメージできませんでした。
特別大使として、1月に4名の小中学生を派遣する事業と、2月に学舎寄贈の記念式典に参加する事業の2回、ラオスに行くチャンスがありました。
個人的な事情から、行くのなら1月しか無いと思っていたので、特別大使派遣事業に参加、4組の親子と一緒にラオスに行くことになりました。
特に、丸2日間、親と別の車に乗る、子ども達の車に同乗し、様子を撮影する事になったので、本当に貴重な体験となりました。
子ども達の成長をたった2日間で、まざまざと見せつけられ、それは感動以外のナニモノでもありませんでした。
さて、2年目となるラオス交流においては、6名の中学2年生を来年の春休みに、ラオスで研修させる計画となっております。
私の考える主旨は、「アジアの最貧国と言われるラオスにおいて、国際貢献活動と多文化交流を行う中で、中学生リーダーを養成し、彼らが世界から見た日本を知り、日本の未来と人間の幸せついて考える機会とする。」であります。
言葉は変えておりますが、初年度と同じく、参加した中学生には、是非とも日本人としての気付きをして頂き、日本を支えるリーダーになって行って欲しいと望んでいます。
同じ日本人同士でイジメあったり、豊かな国であるはずの日本で自殺が多い現状を考える機会にして欲しいと思っています。
その原因は何かと突き詰めていくと、なかなか難しい問題となりますが、それも含め、期待したいと願い、事業を進めていきたいと考えています。
スムーズに6名の候補者が選考できますように! |
20:21, Thursday, Jun 27, 2019 ¦ 固定リンク
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